Collecting Antique Meerschaum Pipes
1999年発行の英字本。
メシャムとは、長年にわたって海底の無数の貝殻が、粘土状の物質と融合しながら作られたマグネシュムの含水珪酸塩で、またの名を海泡石と呼びトルコが有名産地。
そのメシャムを材料に作られるパイプは、少なくとも1700年代から存在しており、本書は1850〜1925年のアンティーク・メシャムパイプの画像集。
もはやここまでくると喫煙道具というより、歴史的価値のある高級美術品だから、純粋なパイプマニア道からは外れるのだが、表紙の美しさに見惚れて英語苦手なくせに入手してしまった。
中身は表紙と同等のカラー画像満載の写真集てあり、解説の英文はその気になればなんとか読めそう。
先ずは150年前の職人技に酔いしれよう。