0番目の患者 逆説の医学史

医学の発見・進歩の歴史で、エポックメイキングとなった最初の患者の物語集。
全19章の中で脳疾患系0号患者の物語が多いのは、それだけ謎が多い領域だからでしょう。

患者がしばしば、医者や製薬会社に利用されてきた歴史は、いまのコロナ禍に置かれた状況で、警戒心の大切さを教えてくれる。

以前読んだ「世にも危険な医療の世界史」でも思ったが、たった100年程度前、医療はとんでもない方法を疑いもなく実践していた、しかしそこから考察と犠牲の上、今に至る歴史があることがわかる。

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