雷神 Rising

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表紙の人、三又又三ではありません。
来年で結成35周年となる、世界で最も認知されている日本のバンド、ラウドネスのギター高崎晃、彼のインタヴュー形式の自伝を、音楽月刊誌BURRN!の増田勇一ライターが書き上げたもの。

自分は第3期ラウドネスファンの変わり者で、熱狂的に支持しているわけではないが、80年代のヘビーメタルブームを体現し、現在も生き残っているバンドの中心メンバーである人物の物語に興味があって読みました。

小学校高学年からギターいじり始め、中2の段階で自分の職業をギタリストと決め、その頃の友人たちと組んだバンドでデビューし、海外で通用した最初のバンドになり、55歳を過ぎた現在でも、更なる高みを目指している。
少年時代からの夢を実現させ、それを絶えず持続させている志の強さは圧倒的で、彼に影響されてギター始めた世代は必読の書。
ということで、行きつけのロックバーのマスターにオススメします。

私的には本書で、AC/DCのブライアン・ジョンソンが、グラムロックバンドに在籍していた過去を知ったことが、一番の衝撃だったりする。

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