闘魂最終章

週刊ファイト元編集長・井上譲二のアントニオ猪木裏面史。

1960年代の日本プロレス時代から、新日本プロレス設立、アリ戦、IWGP構想、クーデター事件、選手大量離脱、現役38年での引退、橋本VS小川、K-1・PRIDEとの関わり、持ち株売却、IGF設立と崩壊までのアントニオ猪木史の決定版。

クーデター・・・なんて、今のプロレスファンから見たら、どこの危ない国の話?となるだろうが、昭和のプロレス、特に新日本プロレスでは、これら赤裸々な会社事情を暴露されるのが当たり前で、ファンはその断片的情報から、様々な憶測を生み出し想像を広げた。
まだ人生チェリーボーイだった私は、猪木を、新日本プロレスを考えることで、大人になるための処世術を作り上げたようなもので、それが現在の生き方にも大きな影響を与えているといえる。

猪木がいなかったら、毒に弱く、騙されやすい、人生まっすぐくんになっていたかもしれない。

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