読破断念
昨年翻訳出版された、あるノンフィクションものを “頑張って” 読んでいた。
表紙のインパクト、帯に書かれた「ニューヨーク・タイムズ ベストセラー1位」とモダン・ホラーの第一人者の強烈な推薦文を見て、衝動買いした一冊だ。
しかし、そのあまりの読み難さに読破断念。
著者は上梓前に他界、その膨大な資料を周りの人間が纏めたとされるが、腕のある人材が投入されなかったのか、それとも翻訳家の実力の至らなさか。
TV番組や映画作品を途中放棄するのと違い、書籍の場合は諦めるまでにある程度の時間を費やし、苦渋の決断を要しているので喪失感が強い。
読み辛い書物は心身に毒だ。
いや待てよ。
それって私の読解力や文章センスの無さから来るものだったりして。
だったら私が書く文章なんて読めたもんじゃないでしょう。
このブログの文章、読んでくれる方の毒になってませんかね?(笑)