猪木の本気ナックルがスタート

今読み始めた週刊ファイト元編集長・井上譲二のアントニオ猪木裏面史「闘魂最終章」によれば、猪木が設立した新日本プロレスは、資金難とルート未開拓により外人レスラーを招聘できず、開始早々運営危機に陥っていた。
団体が生き延びる唯一の方法、それは日本人対決による最強を決める戦い。
対ストロング小林戦に続いて1974年に実現した対大木金太郎戦では、試合前に猪木が本気のナックルパートを放ったらしい。

当時の私はたった6歳、まだプロレスより仮面ライダーやウルトラマンに夢中の幼児だったので当然観ていない。
YouTubeにもないだろうなとダメ元で検索したら・・・あったあったよ。
韓国音声だったので消されずに残っていたか。
2:50過ぎ、本気度満々の猪木のナックルパートが観れます。

試合前の握手を拒み、余裕ぶる大木選手の態度にキレた感じに観えた。
この、団体が生き延びるための最終手段から生まれた本気度が、新日本プロレスのファイトスタイルになり、後に究極の本気、総合格闘技を実践する選手の誕生へと繋がっていく。

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