特捜部Q カルテ番号64
36作目
2018年デンマーク・ドイツ合作のサスペンスシリーズ。
「檻の中の女」「キジ殺し」「Pからのメッセージ」3作一気観から2年、待望の第4作目。
今回は過去の矯正施設での強制不妊手術から発生した事件を扱っており、現在日本でも新聞紙面で話題になっているタイムリーな題材。
カールの哀愁を帯びた無愛想が、男のダンディズムから少しばかりギャグの領域に入り込んできたが、アクションに頼らず内容で観せる大人のサスペンス作品は維持している。
シリーズが続いてもダレることなく観続けられる鉄板作だ。
原作小説は現在第7作まで発表されているが、なぜかこの作品に関しては読むことを拒み観ることに徹する私。
たぶん、ニコライ・リー・カースが演じるカール警部補が好きなんでしょう。
続きが楽しみ。
補足)
観直して確認しましたが、ラストの女性は序盤でカールに怒られた鼻歌彼女です。