未来国家 ブータン
で、4連休ただ無駄に過ごしただけでなく、ちゃんとN師匠からの宿題もやりましたよ。
連休だからといって旅行に出るわけでもなく、名古屋で生息し続けた私も、これ読んでなんだか見聞広めた気分に浸れました。
いいなぁ ブータン。
伝統と近代化が統一できた国。
国の経済が発展して、国民の教育水準が上がり生活に余裕ができると、人生の選択肢が増え、葛藤が始まり、決断に迷い、悩み、後悔もし、不幸も生まれる。
本書によればブータンには、庶民にもインテリにも迷いがない。
それは簡単に言えば行政が取った道の結果なのだが、羨ましいと思うと同時に、日本も昔の一時期に道を間違えなければこうなれたかもな、と残念に思う。
グローバリズムはダメってこと、鎖国で行けよ、行けばわかるさ。
既知の資源が無いって嘆かずとも、工夫と頭次第で見つけ出せる資源もあるんだね。