昭和プロレス 迷宮入り事件の真相

81rej6u9l

昭和プロレスマニアなら既存の暴露本情報は既にインプット済みで、その記憶と情報を繋ぐ作業はとうの昔に済んでいるから、今更事件の真相本もないだろうと最初は躊躇したが、本書の最初の一文

「今のプロレスには何かが足りないと感じるすべてのはぐれプロレス者に本書を捧げたい」

この中の「はぐれプロレス者」というワードに、マニアなら必ず連想する「はぐれ国際軍団」的な哀愁を感じて惹きつけられてしまい即購入。
実際に読んでみると・・・これいい!

昭和のプロレスラーという個性の強い人間が集まったプロレスという世界の人間模様。
それは、今の会社に統率されたサラリーマンレスラーでは醸し出せない人間臭さ。
新たに知った事実によって、一味も二味も味付けが増し、既知のエピソードも、まるでリメイクされた映画のように興味深い話として楽しめた。
本書を読みながら、当時の試合をYouTubeで観直せば、マニアなら徹夜で語れる筈。

1つ星 (まだ評価がありません)
読み込み中...

コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ