昨日の試合(長文)

先ずは今朝の新聞から
第一面
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スポーツ面
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社会面
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凄い扱いです。

昨日は午前の診療終了後、1時のスタートに間に合うよう直ぐに車を出した。
会場のパークアリーナ小牧はこの日のために臨時駐車場をめい一杯確保していたが、着く頃には殆ど満車状態。
相当遠くまで車を移動させやっとのことで駐車スペース確保、そこから延々歩いて会場へ向かいました。
全7試合が予定されていて、会場に着いた時は第一試合がスタートしたところ。
入り口でパンフレット貰いました。
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畑中会長の意気込み溢れる挨拶文に、気合再注入。
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団扇にもいい言葉書かれてる。
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直ぐにジムのキャプテンに見つけてもらい、仲間たちと一緒に観戦スタート。
南側リングサイド後列で、巨大スクリーン真正面の良い席でした。
しかし、この日は判定結果の煮え切らない試合がずっと続き、そのままメインイベントへ。

周りの玄人陣は皆一様に普通にやれば勝てると、田中選手の実力を評価していたのですが、相手は決して容易くないランキング1位のハードパンチャー。
金の力か興行の力、または政治力が働いて、故意に日本チャンプを誕生させるようなお祭り試合と違うので、実は会場入りした時点から緊張と、いかんいかんと思いながら僅かに嫌な予感も持ち合わせていました。
皆が声を張り上げた恒成コールの盛大な入場から、両選手国歌斉唱間もずっと田中選手の表情を観察し、彼の緊張状態を推し量りました。

そしていよいよ試合開始のゴング。
出だしこそ彼の持ち味高速パンチがヒットし、天才的なディフェンス能力に思わず観客の感嘆の声が漏れ、安心した空気が漂いましたが、中盤打ち合いに応戦し、明らかにプレッシャーからの疲労が見られた時は危なかった。
後にセコンド陣も肝を冷やしたと明かしたように、やはり日本最速世界戦奪取の重圧だったのでしょう。
6R終了時、セコンドの指示に顔を上げず俯くままの田中選手に、心配性で悲観主義者の私は、周りの期待によって神輿に担ぎ上げられてしまった、若干19歳の若者の悲劇を不謹慎にも想像してしまいました。

しかしこれが彼の怪物たる所以なんでしょう、実はこのとき彼は周りの雑音を一切シャットアウトして、自己の身体とメンタルに気合再注入していたのだと察します。
続く7Rからは毎回ポイントを凌ぐ戦いを繰り広げ、最終ラウンドに見せたパフォーマンスなど、まさに怪物に相応しい強さを印象づけてくれました。

満場一致、ボクシングマニアだけど素人の私が判断しても十分納得の3-0判定でのチャンピオン奪取。
その後勝利の挨拶では、全く疲労を感じさせない、彼らしい冗談混じりのトーク全開。
これなら引退後も芸能方面で十分活躍できるだろうと、ずいぶん先の余計な御世話まで予想させてくれました。

期待が劇的な形で実現する、そうそう頻繁には味わえない歓喜の一日でした。

で、今日は午後から獣医師会の大切な総会と、その後マリオットアソシアでの会50周年記念祝賀会。
私は末席ながら理事の立場で参加するのですが、昨晩の宴の後ですから当然・・・グダグダでしょう(笑)

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