ランディ・ローズ
8作目
2022年アメリカ製作のドキュメンタリー作品。
25歳の若さで亡くなった、オジー・オズボーンに最も愛された天才ギタリスト ランディー・ローズ。
彼が去ってから40年、ひとりのギター少年がロックスターになり、オジーのバンドで伝説的なアルバムを2枚作り、これからというときの突然で悲劇的な最期までが、当事者の証言をもとに克明に捉えれている。
しかしアーティストの権利上の問題か、オジー時代の楽曲は一切紹介されず、新たな音源を期待したファンはガッカリさせられるだろう。
本題から外れるが、笑えたのがジョージ・リンチのコメント。
「俺が聴きたいと思うプレイヤーの条件は
曲作りに貢献していて
謙虚で
立ち位置をわきまえ無駄な動きをしない
歌を引き立てられる奴だ」
彼がギタリストとして所属したバンド・ドッケンは、彼とボーカリストとの確執が解散のきっかけになった。
そのことを知るリアルタイムファンは、全員が「お前が言う?」と突っ込むであろう。