新感染 ファイナル・エクスプレス
6作目
2016年韓国製作のゾンビ映画。
原題は「釜山行き」(これ、後述するがちゃんと意味がある)、邦題が新幹線に掛けた「新感染」だって・・・なんだかなぁ。
3.11を経験した日本人は、あの震災を踏まえずに「シン・ゴジラ」を観ることはできなかったから、あれほどのヒットに結びついた。
同様に本作も韓国では、セウォル号事故、MERS感染拡大、朝鮮半島有事(だから原題なんですね)といった自国が抱えている恐怖を、ゾンビ・パニックに隠喩して大ヒットとなったそうな。
アメリカのホラーテラー・スティーブン・キングも絶賛したそうなので、期待して観ましたが、なかなか面白く、上述の如く興味深い内容でした。
そして、本作の前日譚を描くアニメ映画の存在も知って、ここでは韓国にまん延している貧困と政府不信をテーマにしているそうなので、これも観てみたいと思う。
(まだ評価がありません)
読み込み中...