新型コロナウイルス:脅威を制する正しい知識
本書はコロナ研究の第一人者、東京農工大学農学部附属国際家畜感染症防疫研究教育センター長(ながっ) 水谷哲也教授による、2020年5月時点での新型コロナウイルス感染症に関する正しい知識啓蒙を目的とした、講義形式約90分間で読破できる書ということ。
期待して読み進めたが、何せ本ウイルスに関しては、信頼のおける研究データからインフォデミックまで、次々流布される状況が本書発行から現在も続くなか、残念ながら多くの疑問を解くには不十分でした。
しかしながら、干渉現象、空気感染の可能性、マスクの有効性について言及されている箇所は、少なからず安心材料になりました。
さあ、読破後に生まれた疑問をどうやって解こうか困った矢先、10月9日に続編として質問回答集が発行されるとな。
続編にて、最新の研究データを元に解説してくれる期待大です。