恥さらし 北海道警 悪徳刑事の告白

2016年に公開された「日本で一番悪い奴ら」

の元ネタとなった実話、その本人、元北海道警察銃器対策課・元警部 稲葉圭昭を、先日あるYouTubeチャンネルで観た。

そういえば彼の回顧録、買ったのはいいが読まず仕舞いだったような。
本棚から探り出し、休日利用して一気読み。

一見、現実離れし過ぎて作り話にもならないような話。
でも、お上と権力には疑いを持たない権威に従順な日本ならあり得るか。
一番残念なのは、問題が発覚し公に晒されても、トカゲの尻尾切りで枝葉人間が処分されれば幕引きされ、徹底追求するマスコミやジャーナリスト、市民の声が不在なこと。
まともな生活送っている市民にしたら、著者のような警察との関わりなんて無いだろうから関心外だろう。
それでも権力にはこういう黒い一面もあるものだ、という認識を当然とする一冊として価値あり。

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