必要火急の外出

現在盛んに言われている「不要不急」は、戦時中に日本軍が使っていた言葉らしい。
対義語はないのだが無理やり言うと表題となります。

そう、週休二日など開業以来20年以上取らず、平日は身を粉にして働いているので、貴重な休日の日曜は自分にとって必要火急の外出日だ。

野外ではソーシャルディスタンス。。。なんだよ、この言葉、アホらしい、もとい他人との距離感に気を配り移動した。
階段で杖ついた老人が危なっかしい歩調だったので「大丈夫ですか?」なんて無神経に自尊心傷つけることは言わず、何かあったら補助できるよう後ろに付いたくらいが、最も他者と接近した場面だったが、両者とも無言だったから良いでしょう。

普段なら人混みが嫌いな私がうんざりするような場所なのに、何処も殆ど人通りが無かった。
県の要請に従って出歩かないのは重々承知だが、客がいないのにオープンしている店々が目に入るたび気苦しさが募った。
商売やったことない人間は、この緊急時に店を閉めない彼らを非難するだろうが、とてもそんな短絡思考には同調できない、自分はどうしても店側の身になってしまう。

野外から建物に入ると同時にマスク装着、どこも入場制限する必要がないほどヒトはまばら、不謹慎だけどこの場の方が安全なんじゃないかという思いに何度もなった。
買い物をした店々で「また来ます、頑張って」と普段なら絶対言わない綺麗事も、今日に限っては自然に出てしまう。

街の不自然な光景、この景色、後々あの騒動はなんだったのか私的に総括する上で必要だと何枚か画像に収めたが、ここで晒すのは下品な気がするので自粛する、あくまでも個人的に撮っておきたかった。

街で商売をする方々が頑張っている限り、現状の衛生観念に沿って行動し、これからも必要火急時には出かけるつもりだ。

おまけ)
今朝の新聞読んだ?
ヤダわー、ウイルス阻止を口実にした監視社会の到来。
もうスマフォ持ち歩けないわ。

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