安倍晋三死去

国内の政治家殺傷事件としては、平成19年に伊藤一長長崎市長がJR長崎駅前で暴力団幹部の男に撃たれ死亡して以来だが、戦後2人目の内閣総理大臣再就任、歴代最長在職記録が持つ知名度故、国民個々の感情・評価は別にして、その突然失われた影響力は計り知れない。

ご冥福をお祈りすると同時に、残念ながら故人となられてしまった方の話をするのに、直接的な言葉はあまりに鈍感で不謹慎なので避けて言うが、短慮なのに自信満々の者たちが、SNS上に反射的な言動を撒き散らすのが目立つ。
そして一旦放った自分の言葉を、周りの空気見て慌てて削除したり修正したり。
匿名で面が割れてないのに、どこまで浅はかで臆病者なのか。
しかしその浅ましい隠蔽も暴かれます。
愚か者を吊し上げたい連中が、瞬時にスクショ・保存してるから。

安倍晋三という政治家の業績、毒も薬も全て、個々がじっくり考えて総括しようなんて気がさらさらない。
140文字以上の思考が停止している人間の集まり。
この国の腐れ具合が如実に現れている。

彼は最後の首相辞意会見で「様々な政策が実現途上にあり、コロナ禍の中、職を辞することについて、国民の皆様に、心より、心より、お詫び申し上げる」と謝罪した。
所属政党の方針とは別に、彼個人は新型コロナウイルス感染症の真実を、早い段階で見抜いていたと思う。
しかし残念ながら狂った世論を鎮静できずに諦めた。
それでもこの国の先行きを危惧して、今年初めに再び確信となる発言をした。

彼を鎮魂するつもりがあるなら、ゼロコロナからウィズコロナに早急にマインドチェンジしろよ! というのが私的考えだ。
少なくとも時短や休業が許されず、潰瘍性大腸炎という基礎疾患持ちで、60代の政治家故人のコロナに対する考えは、今一度殆どの国民が熟慮すべきじゃないのか?

1つ星 (7 投票, 平均: 1.00 / 1)
読み込み中...

コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ