女子プロレスでIWGP設立

最近賑わっている女子プロレス・スターダムという団体で、IWGP女子王座が新設・発表された。

IWGPとは International Wrestling Grand Prix の略で、1983年に新日本プロレスのアントニオ猪木が「プロレス界における世界最強の “男” を決めよう」と呼びかけて設立した。
私的には、新しい名前のベルトを一から新設して権威を高めるのが面倒だから、猪木の時代から脈々と続く最強の “男” の歴史を利用したとしか思えない。
昔ならファンが絶対許さなかった行為だ。

0か100かを嫌う価値相対主義が正義で、ファンに大した拘りがなければ、何の疑問や違和感も感じることなく許容できる話なんだろう。
異議申し立てて集中攻撃受けるリスク背負うより、媚売って迎合、皆仲良く、争い事なくが最も大切な時代だ。

“真” の新日本プロレスが消え去ったように、喧嘩腰の熱を持ってプロレスを愛する時代は完全に消失した。

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