夢印

「BILLY BAT」に続く漫画家浦沢直樹最新作。
書店で偶然目にし、思わず豪華版購入。

上巻読んで痛快だったのは、仏研の所長がミッテラン前フランス大統領の「エ アロール(それがどうした)?」について話すシーン。
前作完結後に起きた著者自身のスキャンダルに対する、相当粋な回答と勝手に受け止めました。

全てを明らかにせず、あいまいなまま余韻を残して終わらせる最近の作風を引き継いでいるので、物議を醸すかもしれませんが、ボリューム的には一気に読めたので、丁度面白い映画を1本観たのと同等の満足感でした。

次作にも期待です。

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