匿名制度をやめるべき

昨年5月に命を絶ったプロレスラー木村花選手を、ネット上で誹謗中傷した男性2人が、今年の4月までに書類送検され、科料9,000円の略式命令を受けていた。

書類送検とは被疑者が身体拘束されずに、事件処理を警察から検察に移す手続き。
検察に起訴されたらほぼ有罪確定なので、被疑者は直ちに弁護士と連絡を取り、その後の対応を検討しないといけないのだが、本件では略式命令が出ているので、被疑者が裁判を求めなければ有罪・前科確定で早期決着となる。

・・・にしてもだ。

ヒトの命、それも前途有望な若者が亡くなったのに、科料9,000円って安くないか?
もし彼女がWWEに進出して人気レスラーになったら、一体どれだけ稼いだことか。
被疑者が罪を認め、以後の社会を前科持ちとして生活していくことで贖罪なのか?

この話はここで終わらず、今度は木村選手の母親を中傷侮辱した人物が書類送検された。
本件に対する警察の徹底した働きは支持するが、今後同様な中傷事件を全て罰していくことは難しいだろう。

即時根本解決する道はただひとつ。
ネットの匿名制度を一切やめればいい。
世界規模で無理なら、日本語環境だけでもやればいい。
罵詈雑言を吐くにも覚悟を伴わせれば、肝が据わらない腰抜けは黙るだろう。
たぶん、そんな輩が殆どだろうから解決すると思う。

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