勝手に生きろ!

読みましたブコウスキー。
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原題「FACTOTUM」は雑用、雑務、意訳すれば「なんでもやれ」
主人公は飲んだくれのダメ人間、単純作業の臨時雇い職を転々とする。
自分のことを、「一時的にインスピレーションが途切れた作家」と称し、生きること、特に仕事に対して熱意がない。
一日中、酒、酒、酒・・・
怠惰であっても悲観や鬱にならず、ひたすら自己中心的な生き様を貫く。
こんな露骨でダラダラな小説、最後はどうなるの? と興味津々だったが、こうきたか。

若者が不良に憧れるなら、オッさんは無頼漢なのだ。
次は映画を観てみます。

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