前川喜平「官」を語る

フリージャーナリスト山田厚史氏と、前文部科学事務次官でMr.「面従腹背」前川喜平氏との対談。

自営業の身にしたら、組織のなかでの職務と己の内心との葛藤、その処理法の面従腹背は新鮮で、とても興味深く読め、一連の行動に至った経緯が非常に分かりやすく述べられており、それらに嘘偽りは全く見受けられなかった。

なかでも3章の加計学園獣医学部新設の問題点と今後の予測については、自分も想像していた通りであって、氏の予測通りになってほしいとまで思ってしまった。

4章の前川氏の現在のライフワークであろう、「教育」についての政治の問題点と先の展望は、加計問題以上に重要であろうから、これからも書面等で気兼ねなく語ってほしい。

TVや新聞紙面で感じたウヤムヤ感が一掃された。
オススメ。

1つ星 (1 投票, 平均: 1.00 / 1)
読み込み中...

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

このページの先頭へ