今日に思うこと

欧米ではジャパン・パラドックスという言葉が発せられるようになっているらしい。

コロナ感染防御よりインバウンドを優先させた発生初期、クルーズ船・ダイヤモンドプリンセス号の対応等、国内外からコロナ対策に関して厳しい批判を受けてきたにも関わらず、現在まで感染者の死亡数が他国と比べて圧倒的に低い。
死亡数は、各国で実施度合が異なるPCR検査数に左右されないから、コロナ感染の勢いを比べる指標として信頼性が高いと思う。
素人ながら、その低い理由が日本医療の高い救命率だけではないような気がして、いろいろ思っていることがあるのだが、ここは専門家の見解が知りたい。

緊急事態宣言を煽る空気が支配する現状、先に発令したロンドンの深刻な状況を踏まえて、もしもの時は腹を括るべきか。
既に飲食・イベント系業種は瀕死の状態で、今後コロナ感染者より失業者の方が自分は目にすることが多くなることと予想する。
失業者増加は自殺者増加を招来するは、エビデンスに基づいた実証らしく、これが結果的にコロナ感染の死者より多くなりはしないか危惧する。
そうなると民衆の不安は更に高まり、まがりなりにも存在していた民主主義が減退して、ポピュリズムが台頭する危険性はないか? って大袈裟な妄想か?

この期に及んでコロナとインフルエンザを比べることは不謹慎、という同調圧力に屈せず述べれば、インフルの国内感染者は年間1000万人で、ワクチンがあるにも関わらず国民の10人に1人が感染していることになる。
また、直接的及び間接的にインフルエンザの流行によって生じる死亡者数は、タミフルやリレンザなどの治療薬があるにも関わらず年間1万人という。

我々はそんなコロナ以前の世の中を、TVやネットに踊らされることがなければ、平然と暮らしていたということだ。

と、偉そうなこと書いたが、2年前連休明け早々A型インフルエンザに感染、再び当院を数日休診し、スタッフを大喜びさせ患者さんに大迷惑をかけた私は、現状インフルが恐怖で自分なりに防疫対策とっている。

毎朝食べている、オススメ
来院時に尋ねてくれれば内容を教えます。

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