ローマンという名の男 ー信念の行方ー

46作目

2017年アメリカ制作のドラマ作品。

監督は「リアル・スティール」「キングコング: 髑髏島の巨神」「ナイトクローラー」のダン・ギルロイ。
日本では劇場公開されず、ディスク販売のみだが、なかなか見応えありの作品。

原題「Roman J. Israel, Esq.」のEsq. は弁護士の敬称で、ちなみに獣医師にはDVM(Doctor of Veterinary Medicine)という表記があります。
自分の職業(肩書き)に並々ならぬ拘りがあり、仕事一筋純粋真っ直ぐ人生は、踏み外すときの振れ幅が大きい。
それは自分の世界に没頭して、自身のエリート意識拗らせるから起きるのであって、日頃から外の世界に目を向けて、程よく羽目を外して寛容な心を養えば予防できる。
だから私は自らを「なんちゃって獣医師」と名乗り、仕事以外のことに目を向けるのだと、遊ぶための都合の良い言い訳を思い浮かべながら鑑賞。

そんなこんなで人生大きく踏み外した主人公、しかし本人の真面目な人柄と、周りの心ある仲間の助けによって、無駄な人生とはならなかった。
これも言うなればサクセスストーリーなのだと思う。
死して何を残すか・・・ですね。

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