ラストナイト・イン・ソーホー

24作目

2021年イギリス製作のタイムリープ&ホラー作品。
シックスセンスの女性主人公が、1966年ロンドンに時間跳躍して、恐ろしい事件に巻き込まれる物語。

60年代ソーホーは、毎晩パブに酔っ払いの作家や詩人、芸術家が集った流行や文化の発祥地、主人公が訪れたときは「007/サンダーボール作戦」が劇場上映されていた。
他にも本作には007関連ネタがあり、例えば現代に戻った主人公がパブでヴェスパーを注文するが、これは2006年製作の「007/カジノ・ロワイヤル」に登場するマティーニ。
そしてこの「カジノ・ロワイヤル」、実は1953年に出版されたジェームズ・ボンド最初の主人公作品。
そして極め付けは、パブのオーナーを演じたマーガレット・ノーランと下宿主を演じたダイアナ・リグは、共に元ボンドガールであり、更に本作が遺作となった。

また私的イチ押し女優、絶叫クイーンのアニャ・テイラー=ジョイは、本作で大人の女優として新境地を切り開いたか。
彼女以上の適材は考えられない配役と作品、後々語られる代表作になること間違いなし。

本作予告編は配給国別に何通りかあるのだが、私的にはイギリス版が一番雰囲気掴んでいると思う。

そしてこれ観たら、当然もっと聴きたくなるからこっちも観てしまう。

時代設定から50代以上に最適、いやヒロインがティーンエイジャーだから若者も共感できる、子供以外は全て楽しめるホラーだ。

オススメ!!

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