ミスター・ガラス
26作目
2019年アメリカ製作のホラー・スリラー作品。
M・ナイト・シャマラン監督の「アンブレイカブル」(2000年)、「スプリット」(2016年)に続く三部作完結編。
リアルなヒーロー(特殊能力者)を現実の世界で求めるなら、DCやマーベルでなく、こんな感じになるんでないの。
ラストはいかにもシャマランぽくて、私的には満足したが、刺激的で感動的なフィナーレを求める者には×でしょう。
「アンブレイカブル」に出演していたデヴィッドの息子と、「スプリット」のヒロイン・ケイシーが重要な役所で出演しているのも嬉しい。
ブルース・ウィリスは老けたが、相変わらずカッコいい。
そういえば以前飲み屋で、本作を劇場鑑賞し「アンブレイカブル」の続編で面白かったとウンチクたれる、小生意気な娘がいた。
そう、彼女は「スプリット」を観てないどころか、その存在すら知らずに本作を語っていた。
それではストーリーの全貌を絶対理解できん筈、なのにあの満足気な語り口。
彼女も特殊能力者だったのか?