マルシェと夜会

昨日、吹上ホールで開催されたうさぎとマルシェ。

私の出番(講演)は午後1時からだったのですが、プロジェクターの接続チェックをしたくて早めに出発。
会場に到着すると建物西側の階段前に長蛇の列。
ふ〜ん、マルシェの他に何か人気イベントも開催されるのね、と軽く横目に見ながら入場しようとしたら、その列のなかの1人に「せんせえ〜」と声をかけられた。

わたし、侮っていました。

それはマルシェの当日券を求める方々の列だった。
建物のなかには前売り券購入者のこれまた長い列、なんとかすり抜けて入った会場内は消防法無視、新春大売出しデパートのような混雑、そこを10m歩く毎に知った顔(当院の飼主さん)と目が合い挨拶した。

こりゃ、どえりゃ〜ことになったがや。

当初依頼された私の講演時間は30分、喋るならツメダニと腸閉塞でいいか、普段やっている勉強会からチョロっと持ってくればいいや、と数日前まで高を括って、つい先日それが倍の1時間と聞かされたのに、そこでもナメてかかって対策せずにやって来てしまった。
もう仕方ないと思うも内心ドキドキしながら演壇横で備えていたら「せんせえ〜、緊張しないでね、応援してるからっ」と知った顔から声がかかった。

見透かされてるやないか。

斯様な感じ、とても先生と呼ばれる人物のものとは思えぬ、やはり自称なんちゃって獣医師だった私の講演は、どんなに引っ張っても45分程度で終わってしまい、後は質問を受けてなんとか終わらせた稚拙講演会。
私は先生ではなく、せんせぇ〜なんだと強く実感した1日でした。

夜は、いつもお世話になっているジュピターのKさん、彼女が誘って来た “関東伝説の遊び人” との、とても人様にはお見せ出来ない夜会を行きつけのBarで開催。

居合わせた他の客とニワカ観戦した日本 VS スコットランドに歓喜し、その後は伝説の遊び人の全裸監督バリの武勇伝を、マスターも加わった3人で茶々入れと共感性羞恥で拝聴し、気がつけば深夜の2時過ぎ。

酔いが回って帰宅後倒れ込むように寝て、いま起きがけにこのブログ書いている。
おまえねぇ、少しは昨日の講演会の反省しろよっ
10年前に亡くなった母の声を久々に聞いた気がした。

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