プロレス頭は信頼できる

古舘伊知郎はそのアナウンサーキャリアの初期を、アントニオ猪木全盛の新日本プロレスで鍛えたコテコテのプロレス頭の持ち主だ。

猪木が繰り出すプロレスの仕掛けに、ある時は興奮歓喜し、ある時は暴動が勃発するほど憤慨し、純真真直な心ではとてもついていけない、プロレスを通じて世間まで半信半疑で見てしまう感覚を鍛えられた。
そんな古舘氏とホリエモンのmRNAワクチンに対する激論。

この対談から1年、現在の第7波まで続くコロナ禍・ワクチンに対する古舘氏の意見。

ブレない半信半疑、プロレス頭は変わっていなかった。
対してホリエモンのような思考は、私的には最先端技術妄信カルトに見えて、なんでこの件に関してだけ彼は警戒心Oの純真真直になってしまうのか逆に不思議。
少なくとも感染予防効果がないと判明した今回のワクチンは、信じるに値しない失敗作だと私的には思う。

愚娘にも常々助言しているが、
大人になって世の中の事象を疑うことなく全て信じたらカルト、
信じることを全くしなくなったらニヒリズム、
プロレス観戦によって習得した「半信半疑」が一番バランスが取れ、
遊び心のある立ち位置だし、
健全に生活できる精神の持ちようだと思う。

アントニオ猪木に鍛えられたプロレス頭は信頼できる。

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