プロレス鎮魂曲
著者が瑞佐富郎だから、本書も内容は「泣けるプロレス」風で、プロレスファンを泣かす感動話が豊富。
昨今の昭和・平成活字プロレスファンのノスタルジーを刺激する書籍の乱発、それらを網羅したマニアにとっては既知のエピソードばかりかと思えば、著者のそれは毎回その上を行ってくれるので嬉しい。
真のプロレスラーは、身体とともに魂も鍛えられ強靭であるため、その一生はかくも魅力的であり、我々常人の憧れとなる。
先日取り上げた猪木 VS ビル・ロビンソンと共に、こちらのお宝映像にも巡り会えた。
同族のマニアに紹介したら「正座して観るやつ、ありがとう」だって。
よくわかってらっしゃる。