ファースト・マン

久々の映画鑑賞。
我が家のシアタールームは屋根裏ロフト部屋故、夏場の鑑賞は暑さとの戦い。
41作目

2018年アメリカ製作の伝記作品。
1969年、人類で初めて月面に降り立ったニール・アームストロングの伝記「ファーストマン / ニール・アームストロングの人生」を原作としている。

主人公の人生の歩みと、月に対する執着心の源を察することによって、全体的に静かなトーンの作品に、ひしひし感動が染み込んでくる感じ。
もちろん宇宙飛行の映像は、特典映像で語られているように、可能な限り本物志向であり、操縦士の感覚を疑似体験できる。
今から半世紀前の最先端科学技術の頼りなさが、本作のスリルを倍増している。

立花隆は、アームストロングを「精神的に健康すぎるほど健康な人で、反面人間的面白みにはまるで欠けた人物。驚くほど自己抑制がきく人で、いかなる場面でもパニくるとか、感情が激するといったことがない」と評したが、もうこのキャラクターはライアン・ゴズリング以外に想像できないピッタリな役どころだ。

本作は、69年月面着陸という最大のミッションをクライマックスとしているが、原作はどうなのか?
アームストロングは、妻ジャネットと38年の結婚生活の後、64歳で離婚し同年すぐ再婚している。
男目線で、そのあたりの人生飛行と着陸の内情も知りたいところ。

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