ビューティフル

少し前に買ってあった。
しかし、死生観や親子愛に強烈に訴えてくるだろうから、精神集中して鑑賞したかったのと、「ノーカントリー」で恐怖の殺し屋を演じたハビエル・バルデムがヒューマンものなんてミスマッチ?とも思えたので放置。
それをやっと観ました。

貧困、精神異常の元嫁、自身の末期癌、なのに可愛い子供が二人。
そこにプラスされる主人公の特異な才能が、本作を更に興味深いものにしているし、利己的で残酷になりがちな状況でも、ギリギリ優しくいられる主人公のキャラクターを確立している。
だからこそ、エンディングがあれで、少し救われた気分になれました。
それ故「シ○ク○セ○ス」の親父版じゃん、なんて思う方もいるでしょう。
しかし、私は本作の方が圧倒的に苦難と愛が大きくて好きです。

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