シャレのち曇り

今月号のBURRN!に掲載されている「帰って来た立川談四楼のそこでだ、若旦那!」で、談四楼の文壇デビュー作「シャレのち曇り」が、8年ぶりに発行元をかえて刊行されることを知り、即買いしました。
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日曜休日、一気に読んだ。
談四楼の入門から、二つ目、真打までの物語、それは師匠談志の落語協会脱会、立川流旗揚げ、上納金の制定、Aコース・Bコース弟子制度設立とリンクする「赤めだか」より前の物語。
時系列で読むなら、本作⇨「赤めだか」、そして次は「談志が死んだ」か。
そこには著者が絶賛した「赤めだか」の書評を読んだ談志師匠の逆鱗に触れ、破門を言い渡される件があるらしい。
ネット上には、その時の談志師匠の心情を推察する話がいろいろ出ているが、果たしてそれは老いてなおカッコイイ姿で書かれているのか?

自分で読んで判断したくて、これも即買い。
あっ、肝心の本作、感動の青春小説でした。

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