シャッター・アイランド

8作目
初観で謎だらけだけど、よくよく考えて感心したり、クライマックスでオオッと唸るようなものが観たくて、昔の作品だけど、その筋で評判のこれを観た。

2010年アメリカ、マーティン・スコセッシ37作目のスリラー作品。

日本上映時、「衝撃のラスト」をうたい文句にするのはよくあることだが、一回観ただけでは本作の良さがわからないと「二度見キャンペーン」を打つのは珍しいと思った。
しかし、それは決して誇大広告でなく、現に自分もディスク鑑賞後直ぐに二度見、その後特典映像で謎解きの大筋を理解し、更にはネットでシーン毎の解釈を調べて、やっと納得して寝ることができた。

二度見でわかる役者、それも出演者全員の不確かな演技の理由。
水のシーンと火のシーンの意味。
全編通して50近く散りばめられた謎。
原作と異なるクライマックス。

巨匠の作品中、最も頭を使って作り上げた映画。

1つ星 (1 投票, 平均: 1.00 / 1)
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