ザ・ダークネス ホワイトクリスマス・ストリーミング

2020年12月16日、ロンドンは3回目のロックダウンに突入。
その2日後にコンサートを予定していたバンドは、検討の結果無観客ライブを提供することに決めた。

ザ・ダークネスは、古き良き70年代ハードロックに爆風スランプのようなおふざけ感がミックスされたイングランドのバンド。
デビューした2003年に初来日、収容人数たった500人の名古屋CLUB QUATTROでのライブは、バンドが世界的にブレイクする直前の上昇気流に乗ったパフォーマンスで、今でも鮮明に記憶が蘇る良い思い出。
バンドは帰国後、何故かクイーンの再来扱いで、あっという間にアリーナに観衆を埋め尽くすバンドに変貌、ロックアーティストのS・D・Rを極めるが、2枚目のアルバムで凋落、一発屋の烙印と共に消え行くかと思われたが、現在まで細々と活動を続けている。

過去の栄光時のバンドなら、無観客ライブなどやらなかったのではないかと察する。
ワザとらしい素振りなく、淡々と、しかし手を抜かない且つ笑えるところが良い。

コロナが落ち着いたて来日が叶ったら、再び小ちゃい会場、至近距離で酒飲みながら観たいバンドだ。

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