コロニア

22作目

2015年製作のドイツ、ルクセンブルク、フランスのスリラー映画

ハリポタのエマ・ワトソン主演だからと期待して観るなかれ、内容は1973年のチリ・クーデターの際に正体が暴かれた、ナチスの残党パウル・シェーファーによる拷問施設コロニア・ディグニダの実態を描いた実話です。

こんな怖くて深刻な歴史犯罪のドキュメント的作品に主演するのは、ハリポタで最も稼いだ子役アイドルの印象から脱皮するためであろうが、本人の演技力よりも周りの実力ある演者に助けられ、予想以上にスリルある作品になっている。

ウィキってみるとアメリカでの興行収入が、とんでもなく低く目を疑うが、これは観て損はない作品だと思います。

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