コロナパンデミックは、本当か?

著者はドイツで300以上の論文を執筆する微生物・感染症・疫病学者。

人口比から、日本の10倍程度のPCR陽性者と感染死者を出しているドイツでも、日本と全く同様な、新型コロナウイルスに対する科学的見地を無視した過剰警戒、インフォデミックによる国民の恐怖が蔓延したことがわかる。

本書はドイツでの昨年からの流れを時系列で、各科学者の写真と発言を250に及ぶ参考文献・資料のもと、科学者である著者の視点で詳細に検証し、何が間違いとパニックの原因となったのかを明らかにしている。
あれ? こういう手法の書籍って日本にもあるような。。。と思ったら、漫画家・小林よしのりの「コロナ論」だった。
専門外の漫画家が上梓した作品は異端書扱いになるが、ここまで否定し難い暴露本(今の世界中が騙されている状況下だから敢えて言う)が本国でベストセラーになってしまったら、メルケル首相が悲痛な叫びで訴えても届く筈がないし、それはリテラシーある国民の冷静な判断か。

世に出る感染者数と死者数は全く信頼性が無く、新型コロナウイルスは中等度のインフルエンザ並みの風邪ということを主張する本書は、たぶん、後世に一番まともな検証本と称されるだろう。

本書で紹介されている、既存コロナウイルスの典型的な出現状況調査は、1998年フィンランドで実施されており、それによればピークは3月とされている。
3密回避しようが、マスクしようが、緊急事態宣言出そうが、3月まではコロナは増え続け、その後は何もしなくても減少していく。
結局国民はパニックに曝されて右往左往するが、去年と同じ推移を辿る。
バカも1年経験すれば理解するだろう、それとも毎年3月ピークの自粛繰り返すか?

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