クロール -凶暴領域-

20作目

2019年アメリカ製作のホラー作品。

製作陣にサム・ライミが加わっていることくらいしか目を引く要素のないアニマル・モンスターものが、興行収入が製作費の7倍というヒットになった。

序盤こそ危機回避能力に欠ける主人公の行動に、ホラー作品に有りがちな苛立ちを感じるが、アリゲーターの誇張ない恐さをパターン豊富に次々見せることで、持続緊張させることに成功している。

90分に満たない上映時間で、主人公の人生、能力、家族との関係性など、ストーリーのバックボーンも十分に表現されており、早送りを免れてじっくり観せてくれた。
クロールで泳ぎのトップ(最強捕食者)を目指した主人公 VS 自然界の這う(クロール)最強捕食者アリゲーター
対決構図が上手い。

予想以上の良作。

1つ星 (まだ評価がありません)
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