キーパー ある兵士の奇跡
33作目
2018年イギリス・ドイツ合作の伝記作品。
第二次大戦時のドイツ兵捕虜からマンチェスター・シティFCのサッカー選手に転身、その後両国の相互理解を深めたとして、大英帝国勲章を授与されるほどの英雄となったバート・トラウトマンの伝記。
作品中盤で既に大団円、しかしその後の思いがけぬ悲劇、ただならぬ苦労を背負った人物だった。
仲睦まじい夫婦愛で、その悲劇を乗り越えそうな雰囲気を匂わせたエンディングでしたが、観賞後ネットでその後の事実を調べて、少し感傷に浸ってしまった。
そりゃそうだわな、そう易々と乗り越えられるものじゃない。
映画作品としてはベストな作り方、嘘がないし。
映画批評サイト ロッテントマトの満足度95%も頷ける。