オールド
25作目
2021年アメリカ製作のスリラー作品。
監督・製作・脚本を「シックス・センス」のM・ナイト・シャマランが務めた。
急速に老化が進むビーチに、意図的に閉じ込められた人間たち、その目的は何なのか?
クライマックスで明かされる真相は、コロナ禍で不信を募らせたある業界が関わっており、現在の情勢にマッチしている。
しかし「シックス・センス」級の良作とはいかない。
監督3作目の巨大ヒット作と毎回比べられて、過剰な期待を背負い込む監督は大変だと思うし、酷評にもうんざりだろうが、それでも彼特有のホラーセンス溢れる作品を観続けたい一定層には十分受け入れられる作品だと思う。
もちろん私も満足でした。
配給会社と契約したもう1本も期待してます。
前作「ラストナイト・イン・ソーホー」で主役を務めたトーマシン・マッケンジーは、父が映画監督、母が女優という家庭で育ったサラブレットで、もちろん本作での存在感もバッチリ、今後活躍必至の新鋭だ。