オートマタ

26作目

2014年のスペイン・ブルガリア合作のSF映画。
オートマタとは、12世紀から19世紀にかけてヨーロッパ等で作られた機械人形のことで、本作に登場するヒューマノイドロボットも、頭脳はずば抜けているのに外観が原始的で動きが鈍い。

未来の砂漠化が進んで廃退した街で、精神的に荒んだ人間より、よほどまともな生き物のように思える。
ロボットSF映画にありがちな、使役生活を強いられるロボット群が人類に反逆、という分かりやすい対立状態にはならないところが、本作を味わい深いものにしています。

個人的にはラストだけがしっくりこなかったが、Wikiに掲載されているほどの酷評ではない。
十分楽しめました。

主演のアントニオ・バンデラスは自らプロデューサーを務め、妻のメラニー・グリフィスを起用しているが、本作完成後に20年の婚姻生活に終止符を打っている。
それを知った上で、2人の共演シーンを観て、様々な想像を膨らますゲスな私。

1つ星 (まだ評価がありません)
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