オミクロン株とACE2受容体

現在までに耳に入ってくる情報としては、新たな変異のオミクロン株は、感染力は強いが重症化リスクは低いということ。

ならば、その理由を知りたいのが探究心のある人間なのだが、先日大阪市立大学医学部井上正康名誉教授が早速解説してくれた。

32ヶ所ものスパイク変異があるオミクロン株では、ACE2受容体経路での感染力が激減し、アミノペプチダーゼNなどの粘膜組織に感染するように変化している。
このためACE2を介する重篤な血栓症のリスクが激減して、喉の粘膜組織などに感染するので、発症した場合でも軽い風邪の症状で終わり、重症化のリスクは激減する。

井上先生は、毎朝コロナ関連の最新海外文献に一通り目を通すことを日課にし、それを大衆に伝えてくれる私利私欲のない学者だと存じている。
が、私自身の欲求に沿った情報だろうと裏は取りたいので、オミクロンとACE2受容体の関係をググってみると、井上先生と同内容のものがまだ見当たらなく、全く真逆なことを論じているものもある状況だ。
近日中に判明すると思うが、早く真実を知りたい。

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