ウィンストン・チャーチル / ヒトラーから世界を救った男

48作目

2017年イギリス制作。
イギリスの政治家ウィンストン・チャーチルが首相に就任した、1940年5月10日から4週間の史実に基づいた物語。

主演のゲイリー・オールドマンは、スタンスフィールド捜査官(レオン)とゴードン警部補(バッドマン)くらいの印象しかなかったが、実は俳優仲間からも一目置かれる演技派男優だったことが本作で証明された。
姿形と口調がチャーチルなのに、目だけはしっかりオールドマン本人、役者魂を目力で示したかの如し。

第2次世界大戦初期、和平交渉か徹底抗戦の二者選択を迫られた状況は、共感する過去だが、結果が異なればここまで魂を奮い立たせる作品になるのが悔しい。
本作鑑賞後に続けて「ダンケルク」を観たくなった。
Wiki情報によれば、ヤルタ会談を描いた続編構想があるらしいから、本作と「ダンケルク」合わせて三部作として観るのも楽しみ。

プラス、ゲイリー・オールドマンの演技を再認識するために、最初のアカデミー賞ノミネート作である「裏切りのサーカス」を観る必要性あり。
こちらは冷戦時のスパイ作品だ。

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