アバウト・シュミット

アマゾンに勧められて鑑賞した2002年公開作品。

定年退職・・・
やることがない・・・
40年連れ添った妻が突然死・・・
愛娘がろくでなしと結婚する・・・
が、今まで仕事一筋で放ったらかしだったので、娘は反発・・・
郷愁に駆られて故郷に行く・・・
しかし、得られたものは無し・・・

自分の人生は他者に影響を与えた人生だったか?

唯一怒りを出せそうな場面でも、世間体に負けてしまった。
そして最後に・・・
孤独を癒された救いが、これって?・・・余計に悲しくなりました。
それを、ジャック・ニコルソンが演じる衝撃。

「老人とは穏やかなものではない。
 妄執、欲望、恐怖、とイラ立つばかりだ。
 過去に裏切られた数々の無念、また裏切ったことへの痛恨、死に向かう恐怖。
 家族に疎んじられる悔しさ。修羅である」
                     作家・団鬼六

なんとなく想像できる年齢になってきて・・・やだなーもう。

1つ星 (まだ評価がありません)
読み込み中...

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

このページの先頭へ