Google評価(顎骨折)解説
今日、Googleに評価を下さったTM SUさんの報告が、興味深かったので解説したいと思います。
先ずはTM SUさん、高評価ありがとうございました。
あなたと同症状で同病の患者さんが同時期にもう1件ありまして、飼主さんを確定することができませんでした。
次回来院されたとき教えてくださいね。
ということで案外多いウサギの顎骨折、本ブログでも過去に報告済みですが、TM SUさんの文章によれば「血液検査やレントゲン、念入りに診てくださり 下あごの骨折を見つけてくださいました」とあります。
実を言うと、骨折は検査をしなくても最初に見つけてました。
過去に述べた歯のチェック法に沿って前歯を露出させ、掴んだ顎を左右に動かす(赤矢印)と、2本並んだ前歯が上下にずれる(青矢印)ことで容易に判断がつきます。
では何故血液検査までしたかというと、来院されるまで食欲・元気消失状態が続いてましたので、合併症が起きてないか確認するためでした。
骨折を確認してから1ヶ月も経っていませんので、完治までにはまだかかると思いますが、焦らずじっくり食べさせていってください。
次回経過確認させてもらえるのを楽しみにしていますね。
悪戯噛みに夢中になるウサギは要注意です。