14歳の強者

連休明けに多かった病気。
うっ滞、それを拗らせての腸閉塞、あとは斜頚

なかでも腸閉塞になったある患者さんは現在14歳。
実は数年前に発症してから、どうも再発癖がついてしまったらしく、今回もそれで来院した。
飼主さんはこの病気に関して経験豊富なので、発見するもの早いし、もちろん普段の適切な飼育法も心得て実践している。
それでも季節の変わり目に再発するので、こればかりは完全予防は難しい。

ただ、飼主さんの病気に対する理解度、対応、心構えはピカイチだから、言い方は悪いがこれだけやってダメなら仕方ない、この子の運命だねという諦観は得られている。。。と思う。
いや、もちろん飼主さんは必死だから、私も休診日だけど対応させて頂いた。

患者さん凄いな、しっかり閉塞解除して復活していた。
まだ元の生活に100%戻るまで油断できないけど、飼主さんはちょっと安心しながら「先生、この子このまま15歳、16歳いけそうですね!」と自らを鼓舞するように聞いてきた。

私?
もちろんそうなってほしいけど、現在の状況でも眼を見張るもの。
一応冷静に現実を見てほしいと、やんわり釘刺しました。

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