飼主さんの生活と健康も大切

なんだかウサギより飼主さんの話が多いですが。。。

当院前は名古屋を南北に走る国道41号線。
一昨日から救急車のサイレンを聞く回数が、明らかに増えてます。

2020年は、コロナ禍だというのに世界で珍しく日本は、超過死亡者数が増えずに減少しました。
超過死亡者数とは、例年の本来想定されている死亡者数より増えた数を表す用語なのに、減少するとはこれだけで奇異なことだから、しっかり専門家が考察するべき事象です。
そして今年は11月の段階で逆に増加。。。そりゃ昨年の予想外の減少と比べたら当たり前?、いえいえ、なんと2011年の東日本震災時より死亡者が増えています。
昨年はなくて今年になって現れた日本人が亡くなる要因。。。更にしっかり考察する必要があります。

そして当院のある飼主さんの話。
今日まで5日間、毎日遠方から車で通院して頂き、やっと症状が緩和されてきた患者さんがいました。
明日・明後日は飼主さんの仕事の都合があり、どうしても通院が難しい。
私もそろそろ飼主さんの負担を考えて、通院間隔を開けようと思っていたところなので了承しましたが、優しい飼主さんは、大丈夫だろうか? と逆に心配になります。

愛兎のために必要なことを全てしてあげようとしても、飼主さんの持てる時間と経済力にも限界があります。
飼主さんの社会生活基盤が崩れてしまっては、愛兎の未来もありません。
飼主さんの生活を守ることは、愛兎の生活を守ることでもあるのです。
その意味で飼主さんの仕事や生活を犠牲にすることは間違っていると思います。
もちろんその社会生活を営むために、飼主さんの健康も不可欠です。

なんだか不穏な空気が流れるなか(私の思い過ごしかも)、飼主さんは生活基盤を守り、自身の健康に気をつけてください。

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