飲み込みが早い飼主さん

シロちゃんは2歳のオスウサギ。

ここ数日朝の寒さが応えたのか、昨日の午後腸閉塞で来院した。
飼主さん自ら、シロちゃんの張った胃を触って確認し連れてきてくれた。

そもそもシロちゃんは暴れん坊で、診療時の私も一目置く存在。
そして飼主さんは勉強会にも参加されておらず、診察時の大まかな説明だけで理解してきた方。
リテラシーが高く、変化を感じたら愛兎に触れる飼主さんだから、このように早期に治療に当たれる。

今朝、すっかり元気になったシロちゃんと再会。
深夜のうちに水飲んでバリバリ牧草を食べ出したそうで、お腹を触れば昨日と全く違った触感で張れが消失。
飼主さんも触って、直ぐに理解して頂いた。
用心のため血液検査をして異常なし。

これを機にシロちゃんは毎日お腹を触ってもらい、日々の健康状態を確認してもらえるでしょう。
飲み込みの早い飼主さんに感謝です、シロちゃんも私も。
君は暴れん坊のままでいいかも(笑)

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