顔面のひきつり

1ヶ月前から右側の顔面がひきつってしまった患者さん。

このような症状は中〜内耳炎による顔面神経麻痺によって起こることが多いが、過去には臼歯不正咬合でも発生しました。

この患者さんは口内は問題なく、耳道も外からは異常が見えませんでした。
CT画像撮影することで原因が突き止められるかもしれませんが、あいにく貧乏弱小当院にはその設備がありませんし、他院に依頼するにも麻酔下の検査になり負担がかかります。
とりあえず治療させて頂き、その反応を診ることにしました。

10日後。。。
幾分ひきつりが弱まり、目が大きく開いたような。
咀嚼運動が改善したのか、食が進み体重増加。
更に涙焼けしていた部位をバリカンで剃って、より快適に生活できるようにしました。
今後も治療を継続して反応を診ます。

皆さんも愛兎の顔を正面から見て、その左右対称を確認してくださいね。

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