雌雄判定

昨日「バニラちゃん」で書きましたが、購入間もない幼齢ウサギの性別を間違えることはあり得る話です。

生後2ヶ月に満たない状態で、ショップの定員さんが確実に見分けることは難しいでしょう。
言われるまま家族に迎え入れ、疑いもなく育て、動物病院の受診でいきなり間違いが判明するわけです。
まあその時は既に愛兎に対する愛情は固まっていますので、雌雄が変わろうと飼主さんは受け入れてくれます。

過去に、私は飼主さんの申告のまま患者の性別を信じて、来院回数を相当重ねた後、性別が間違っていることに気がついてしまったことがありました。
完全に私の落ち度、大失態でした。
それ以降、初診時に必ず確認するようにしています。

雌雄は睾丸の有る無しで判別するのが簡単ですが、まだ睾丸が露出しない幼若ウサギでは無理です。
代わりに尿道口を見て、円形ならオス、縦割れならメスと見分けるのですが、これが幼若な小型種ほど難しくなるのが雌雄判別を困難にする理由です。

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