陰睾、開腹の場合

先日紹介した陰睾、外観上全く出てこない状況なら開腹手術になります。

摘出した両精巣。

腹腔内にあった方は正常側より小さく、精子形成が障害されていることが多いですが、後に癌化するといけないので、わざわざ開腹して取り除きます。
当院では開腹しない手術は当日退院、開腹すると1日入院して術後経過を私が診ることになります。
飼主さんには申し訳ないですが、後者の方が費用がかかってしまいます。

それでも癌化の危険性を回避するために、発情の有無に関わらずやっておくべき手術です。

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