過去最大級?

8歳の雌ロップイヤー。
他院で数年前、左前胸部に皮下腫瘤を認めたが、飼主さんは手術しないで経過観察を選択した。

腫瘤は年々成長、最近になって日常生活に負担がかかるようになって、改めて主治医に相談するも手術困難と判断された。
セカンド・オピニオンで当院というより、どうにか手術してほしいと訴えに来院。
麻酔のリスクや手術の難易度を理解して下さった上、それでもお願いされたから挑戦しますとなったけど。。。見積もりが甘かった、予想以上に手こずって長時間手術になった。

スタッフ共に燃え尽きたが、何よりも患者の生命力に感謝、お疲れ様でした。
しかしまだ油断できない、術後看護は飼主さんにも頑張って頂かなくてはならない。

あくまでも結果論ですが。。。
手術するorしないは、そのとき様々考え抜いた選択ですから、もちろん悔いの無いよう決められたと思います。
しかし、その時点で未来を完全に予想することは無理です。
想像外の状況になったとき、改めて下された飼主さんの迅速な決心も、今回上手く行った要因でしょう。

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